生きようとする意志

 大半の人が生活していくために仕事が必要だと思っていることでしょう。看護の仕事をしている看護師においても、患者を看取るという職務を果たしていくことで、生活するための収入を得ることにつながり、その収入によって生活を充実させていくことができるのです。収入があることで人間らしい生活ができると言っても過言ではなくて、お金を手にした瞬間に水を得た魚のように元気になる人がいても不思議ではないのです。生活をしていこうという気持ちを持っている限り、収入を得るためのモチベーションが維持されていき、社会人として働いている限り、収入を貰い続けていくことを義務として捉えるようになるのです。
 看護の仕事をしている人が収入を得たときに、「これでちゃんとした生活ができるようになるわ。今月の給料を貰うまで仕事でいろんなことがあったけれど、生きていくためには避けては通れないことだから我慢するしかないわね」と言い、収入を得ることは大変なことだと認識していくのです。仕事で嫌なことがあっても辞めずに働き続けているのは、仕事に誇りを持っているからだと答える人がいますが、辞めることで生活していくための収入源が絶たれることを恐れているため、生活を維持していくために辞めないで働き続けることが一種の義務的なこととなるのです。生きることは、自分の人生を最後まで貫くことだと思っている方がいるでしょう。その考えこそが、生活していくことに対しての姿勢となるのです。